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労働衛生コンサルタントの過去問や、労働安全衛生・環境関係の法令改正情報を綴っています。
 
労働衛生工学(記述式)過去問【更新】R04分追加完了
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労働衛生工学:記述式の出題ポイント 索引【更新】
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事業運営のための衛生工学知識を深め、また、労働衛生コンサルタントを目指す方の参考になるよう、衛生工学の知識と新しい法令の告知情報を中心に記載していきます。

 
口述試験:衛生工学の情報のまとめ(クリックすると開きます)
環境計量士の資格から、順番に、労働衛生コンサルタントに繋がったので、環境関連の話題も載せています。

労働衛生コンサルタント試験問題の傾向(問1) [労働衛生コンサルタント過去問:労働衛生工学]

労働衛生コンサルタント

記述式 労働衛生工学の試験問題の傾向を数回に渡って載せます。


第二回は(問1)について。


前回載せたように、問1は、有害物質に関しての法規制・評価基準と対策について、問われることがほとんどです。有機溶剤や粉じんの対策を実施した経験のある方にとっては、馴染みやすい質問ですが、比較的新しい事例からも出題されています。


法改正のきっかけとなる、労働疾病の事例に関心を持っていることが重要だと思います。

厚労省の諮問委員会での議論を読むのも参考になると思います。


表 問1の出題傾向

      問1
2011 H23 39回 防塵マスク 捕集原理・使用法
      防護係数とガス透過から暴露量の計算
2012 H24 40回 化学物質リスクアセスメント (用語定義)
ばく露量の計算と評価・判定 
2013 H25 41回 ~~(データなし)~~
2014 H26 42回 ~~(データなし)~~
2015 H27 43回 ろ過式呼吸用保護具(捕集原理)
 使用上の注意(有機・粉じん)
2016 H28 44回 化学物質リスクアセスメント・暴露評価事例
SDSを解読し、対策を提示
2017 H29 45回 有害物質管理全般
・粉じん/ばく露対策/溶接(光線・粉じん・熱)
2018 H30 46回 有害物質管理全般
・作業環境管理区分/リスクアセスメント/粉じん/
2019 R01 47回 有害物質管理全般
 (評価/粉じん/マスク分類/CRA)
2020 R02 48回 イラストを見てのKYT (衛生の観点で) 有害物質管理の知識  (特化物) 作業環境測定の知識  (混合物・管理区分決定)
粉じんについての設問が多いのは、じん肺が疾病として重要であると言うことですし、ここ数年、化学物質リスクアセスメントの設問が増えているのは、特別有機溶剤や、特化則対象物質の追加など、有機物の発がん性への対策が、物質毎の規制だけでは間に合わなくなってきていることを反映しているように思います。
私は作業環境測定士登録講習で用いる、「労働衛生の知識」で勉強しました。
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