労働衛生コンサルタントの過去問や、労働安全衛生・環境関係の法令改正情報を綴っています。
事業運営のための衛生工学知識を深め、また、労働衛生コンサルタントを目指す方の参考になるよう、衛生工学の知識と新しい法令の告知情報を中心に記載していきます。
環境計量士の資格から、順番に、労働衛生コンサルタントに繋がったので、環境関連の話題も載せています。
労働衛生工学過去問(R01-1-1) [労働衛生コンサルタント過去問:労働衛生工学]
労働衛生コンサルタントの筆記試験を受験される方を応援するために、過去問について、一問ずつ解いていきたいと思います。<<尚、回答例は小生の見解ですので、誤解誤答・ご不明な点についてはコメントにてご意見を頂きたいと思います。>>
労働衛生工学 R01
問 1 労働環境における有害物質に関する以下の設問に答えよ。
1)日本労働衛生学会による「許容濃度の勧告」に記された「化学物質の許容濃度」の定義の一部である以下の文中の A ~ F に当てはまる語句又は数値を解答欄に記入せよ。 |
許容濃度とは,労働者が 1 日A時間,週間B時間程度,C的に激しくないD強度で有害物質に曝露される場合に,当該有害物質の平均曝露濃度がこの数値以下であれば,Eの労働者に健康上の悪い影響が見られないと判断される濃度である.曝露時間がF,あるいはD強度が弱い場合でも,許容濃度を越える曝露は避けるべきである. |
回答は、下記画像をクリック
※←クリックして拡大※
落ち着いて考えれば、常識的な問題でした。
2)国際がん研究機関(International Agency for Research on Cancer)による発がん性分類を説明せよ。 |
回答は、下記画像をクリック
これも、常識的な問題ですね。IからIVがあって、
Iは確定、IIA、IIBが、可能性の大きさでA/Bに分かれていて、
IIIは、情報なし+不明。IVは、発がん性なし。
ということです。
知っているようで意外と書けないので、焦りますね。
CとDは、ちょっと意地悪で、何種類も回答がありそうですが、
こちらを参考にすると良いと思います。
衛生コンサルタントとしては、保護具の構造や機能を理解して、適切な保護具を選択するようアドバイスしなければならないということですね。
問1の後半は、後日また。
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