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労働衛生コンサルタントの過去問や、労働安全衛生・環境関係の法令改正情報を綴っています。
 
労働衛生工学(記述式)過去問【更新】R04分追加完了
健康管理(記述式)過去問R03分まで[R04分連載開始]
 
労働衛生工学:記述式の出題ポイント 索引【更新】
(各種労働衛生関係の講習会での修了テスト問題から編集)
  

事業運営のための衛生工学知識を深め、また、労働衛生コンサルタントを目指す方の参考になるよう、衛生工学の知識と新しい法令の告知情報を中心に記載していきます。

 
口述試験:衛生工学の情報のまとめ(クリックすると開きます)
環境計量士の資格から、順番に、労働衛生コンサルタントに繋がったので、環境関連の話題も載せています。

空気中の有害成分の存在形態について [労働衛生工学 出題ポイント]

呼吸用保護具の選択にあたって、有害成分が何であるか?、どのくらいの濃度で存在しているか?、人体に対してどのような悪影響があるのか?、ということと同時に、どんな形で存在しているのか?ということも重要な要因です。


要するに、気体で存在しているか?液体なのか?固体なのか?
ということと、
固体に関しては、その生成プロセスで分類されています。
気体物質 ガスと蒸気に分類される
粒子状物質 ミスト、ダスト、および、ヒュームに分類される
   
蒸気 液体又は固体からの蒸気の発生速度は、温度の上昇と共に急激に大きくなる
ミスト 液体の微小粒子が空気中に浮遊しているもの。ミストが作業管理上問題となる作業工程は、メッキ工場に特に多い。5~100um
粉じん 固体物質が粉砕されて生じた微少な粒子で、通常直径が150μm以下の大きさのモノを、粉じん又はダストという。不定形。1~150um
ヒューム 固体物質の蒸気の凝固によって生じた微細な固体粒子をヒュームと呼ぶ。球状(丸い)0.1~1um
 
とくに、ヒュームは、金属アーク溶接の関連で、特化則のマンガンに関連した部分が改正されているので、要注目ですね。
 
また、粉じんは、ずい道工事作業における、粉じん則の規定が改訂されていますので、こちらも要注意です。
 
 
さらには、粉じんやヒュームのサイズに関して、インハラブル、レスピラブル、ソラシックという分類になることも重要なポイントです。
 
インハラブル粉じん.jpg
 
主な空気中に浮遊する物質のサイズです。
  
粒子サイズ.jpg
  
 
 
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