労働衛生コンサルタントの過去問や、労働安全衛生・環境関係の法令改正情報を綴っています。
事業運営のための衛生工学知識を深め、また、労働衛生コンサルタントを目指す方の参考になるよう、衛生工学の知識と新しい法令の告知情報を中心に記載していきます。
環境計量士の資格から、順番に、労働衛生コンサルタントに繋がったので、環境関連の話題も載せています。
令和3年度「『見える』安全活動コンクール」結果発表 [その他、労働安全関係]
厚労省から令和3年度「『見える』安全活動コンクール」の結果発表のお知らせがありました。
令和3年度「『見える』安全活動コンクール」の優良事例を決定しました
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24351.html
https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzenproject/concour/2021/result.html
下記の9分野で「創意工夫が認められた事例、簡易な取組であるが効果的であると評価された事例等、優良な80の事例」が選考されました。
令和3年度「『見える』安全活動コンクール」の優良事例を決定しました
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24351.html
https://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzenproject/concour/2021/result.html
下記の9分野で「創意工夫が認められた事例、簡易な取組であるが効果的であると評価された事例等、優良な80の事例」が選考されました。
Ⅰ.転倒災害及び腰痛を防ぐための「見える化」(16事例)
Ⅲ.ナッジを活用した「見える化」(16事例)
Ⅴ.熱中症を予防するための「見える化(5事例)
Ⅸ.その他の危険有害性情報の「見える化」(24事例)
ナッジ活用のジャンルは、「ヒトの行動の癖」を旨く使った事例なので、効果が高そうですね。個人的には、建設機械の昇降時の持ち手と、足かけ部分に、ピンクの滑り止めテープをm値いた事例が気に入りました。建設機械って、黄色と黒が多いので、危険を示すいわゆる「トラテープ」だと目立たないので「ピンクが良いね」というのと、滑り止めテープを用いることで、グリップ力も上がるので一石二鳥という点です。
重機昇降時の三点支持の【見える化】!
危険個所にはトラテープで明示が一般的だがバックホウやクレーンには黄色が多く、見づらいことがある。 目で分かりやすいような色や材質だと危険意識が高まり行動へと移せる。
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Ⅶ.化学物質による危険有害性の「見える化」は、事例数が少ないですが、
「イビデン」さんの、カバーに用いている半透明のビニール袋の色で、内容物の「中性」「酸性」「アルカリ性」を示す例が、個人的にお気に入りです。
使用されている薬品種類の見える化
フィルターハウジングで使用されているビニールカバーの色で使用薬品の中性、酸性、アルカリ性をすぐにわかるようにした
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資料の写真だと、区別が判りやすいです。メッキ屋さんならではの、着眼点ではないかと思います。
こういった工夫が、現場の安全を支えると思います。
自分提案の引き出しにも入れて、現場指導に役立てたいですね。
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