厚労省から、
「工場等での粉じん作業で使用する防じんマスクの回収について」というお知らせが発出されました。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23531.html
 
メーカーでの自主検査で、「出荷後に時間が経つと粉じんを捕集する能力が低下し、国家規格を下回るようになる製品があることが判明した」ことが判明し、行政に報告があったことを受けたものです。
 
すでに、メーカーによる自主回収が始まっているそうですが、
お手元の「使い捨て式防じんマスク」を確認されることをお勧めします。
 
劣化度合いとしては、
「粒子捕集効率が95%以上の使い捨て式防じんマスクについて、
令和元年10月製造品(出荷時99.61%): 平均91.98%、90.23%~94.65%(試験数7)
令和元年12月製造品(出荷時99.05%): 平均95.11%、93.51%~96.51%(試験数5)
と劣化していると言うことです。
 
古いものほど劣化が進んでいるようですね。
未使用の状態でも、素材の劣化があるということで、少し驚きました。
 
とはいえ、今後、特定の粉じん作業場所での、防じんマスクの性能試験(フィットテスト)が義務づけられていきますので、他の製品にも波及しないか心配ですね。
別添[PDF形式:219KB]






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