令和2年8月25日に、標記の「第1回 事務所衛生基準のあり方に関する検討会」が開催されました。

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_13189.html


労働衛生の事務所則にも関係しますし、建築物環境衛生管理技術者(ビル管)の業務にも直結する内容ですので、内容を整理してみたいと思います。


目的・趣旨に、下記のようにありますので、事務所環境の実態調査の結果報告と、事務所則基準の改定に向けた議論が行われるとのことです。


①女性の社会進出の状況変化や高齢化・障がい者雇用などの社会状況の変化も踏まえ、

②働き方改革推進法案の推進のための、関連施策の一つとして

③実態調査の結果も踏まえて、

④規則基準・指針の改定を念頭に、  議論されるようです。







事務所衛生基準のあり方に関する検討会開催要綱 1 趣旨・目的 





事務所における衛生基準については、昭和 46 年に事務所衛生基準規則が定められて以降、女性の活躍促進や高年齢労働者の増加、障害をもつ人々への職場での配慮が進むなど社会の状況が変化するとともに、事務所の作業環境も従来とは異なってきている。
また、平成 30 年6月の働き方改革推進法案の審議が行われる中で、働き方改革の実現のためには、事務所における労働者の休養、清潔保持等のために職場環境の改善を図ることも重要であるとして、附帯決議がなされたところである。
今般、事務所衛生基準等のうち、清潔、休養に関する事項を中心に実態調査を行った結果や空気環境に関する調査結果を踏まえ、労働衛生分野に関する専門家等の参画を得て、事務所等における衛生基準のあり方と見直しの方向性につき、事務所衛生基準規則や関係指針等の改正を念頭に置き検討を行うこととする。







実態調査の結果も気になるところですね。


ボリュームのある内容ですので、次回以降、2-3回に分けて整理たいと思います。


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