公表された令和2年度の労働衛生コンサルタントの筆記試験問題の記述式科目「健康管理」の回答を作っています。

今日は問2の騒音障害とその予防についての(7)~(9)。




問2 騒音及び騒音性難聴について、以下の設問に答えよ。
(7)騒音職場改善策を五つ挙げよ。
(8)常時騒音作業に従事する労働者に対して行う「労働衛生教育」の科目を四つ挙げよ。
(9)騒音性難聴で「予防」が特に重要である医学的理由を簡潔に説明せよ。


小生の回答案




(7)騒音職場改善策を五つ挙げよ。
上述の「騒音障害予防ガイドライン」に一覧表に沢山ありますので、主なものを5つ。
①発生源の低騒音化として低騒音機械の選定、
②消音器・吸音ダクトの取り付け
③防振・制振のためのゴムや緩衝材の取り付け
④騒音源の遮蔽や、防音壁の設置
⑤耳の保護(イヤーマフ・耳栓)

 ガイドラインの表参照:

(8)常時騒音作業に従事する労働者に対して行う「労働衛生教育」の科目を四つ挙げよ。
 こちらも、ガイドラインに詳細がありますが、科目だけ4つを記載。
 [1]  騒音の人体に及ぼす影響
 [2]  適正な作業環境の確保と維持管理
 [3]  防音保護具の使用の方法
 [4]  改善事例及び関係法令


(9)騒音性難聴で「予防」が特に重要である医学的理由を簡潔に説明せよ。
騒音性難聴による聴力の低下は不可逆的で、一旦低下した聴力を回復させる医学的方法が確立していないため。









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