労働衛生コンサルタントの過去問や、労働安全衛生・環境関係の法令改正情報を綴っています。
事業運営のための衛生工学知識を深め、また、労働衛生コンサルタントを目指す方の参考になるよう、衛生工学の知識と新しい法令の告知情報を中心に記載していきます。
環境計量士の資格から、順番に、労働衛生コンサルタントに繋がったので、環境関連の話題も載せています。
R02健康管理 記述式試験の回答⑤ [労働衛生コンサルタント過去問:健康管理]
公表された令和2年度の労働衛生コンサルタントの筆記試験問題の記述式科目「健康管理」の回答を作っています。
今日から問2の騒音障害とその予防について (4)から(6)まで。今年の問題は、衛生工学もそうでしたが、例年よりボリュームが多い様に感じますね。
問2 騒音及び騒音性難聴について、以下の設問に答えよ。
(4)以下の周波数[Hz]の値を記せ。
① 可聴域(健康成人が感知できる周波数の最小値と最大値)
② 日常会話での周波数域(周波数の最小値と最大値)
③ 騒音ばく露者の聴力検査で初期に異常が認められる周波数
(5) 騒音性難聴で障害される解剖学的部位とその病的変化を記せ。
(6)騒音性難聴を悪化させる日常生活活動を三つ挙げよ。
(4)以下の周波数[Hz]の値を記せ。
① 可聴域(健康成人が感知できる周波数の最小値と最大値)
② 日常会話での周波数域(周波数の最小値と最大値)
③ 騒音ばく露者の聴力検査で初期に異常が認められる周波数
(5)
(6)騒音性難聴を悪化させる日常生活活動を三つ挙げよ。
小生の回答案
(4)以下の周波数[Hz]の値を記せ。
① 可聴域(健康成人が感知できる周波数の最小値と最大値)
20Hz~20KHz
② 日常会話での周波数域(周波数の最小値と最大値)
250Hz~2000Hz
③ 騒音ばく露者の聴力検査で初期に異常が認められる周波数
4000Hz
① 可聴域(健康成人が感知できる周波数の最小値と最大値)
20Hz~20KHz
② 日常会話での周波数域(周波数の最小値と最大値)
250Hz~2000Hz
③ 騒音ばく露者の聴力検査で初期に異常が認められる周波数
4000Hz
(5)騒音性難聴で障害される解剖学的部位とその病的変化を記せ。
内耳蝸牛、有毛細胞の損傷(変形や消失)
内耳蝸牛、有毛細胞の損傷(変形や消失)
(6)騒音性難聴を悪化させる日常生活活動を三つ挙げよ。
普通に生活習慣病と同じと考えると、
①肥満・動脈硬化などの食生活や運動不足
②ストレスや睡眠不足
三つ目には、生活騒音を追加して
③大音量のTVやカラオケ、ヘッドフォンの大音量での使用
普通に生活習慣病と同じと考えると、
①肥満・動脈硬化などの食生活や運動不足
②ストレスや睡眠不足
三つ目には、生活騒音を追加して
③大音量のTVやカラオケ、ヘッドフォンの大音量での使用
問2の後半(7)~(9)は明日。
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