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労働衛生コンサルタントの過去問や、労働安全衛生・環境関係の法令改正情報を綴っています。
 
労働衛生工学(記述式)過去問【更新】R04分追加完了
健康管理(記述式)過去問R03分まで[R04分連載開始]
 
労働衛生工学:記述式の出題ポイント 索引【更新】
(各種労働衛生関係の講習会での修了テスト問題から編集)
  

事業運営のための衛生工学知識を深め、また、労働衛生コンサルタントを目指す方の参考になるよう、衛生工学の知識と新しい法令の告知情報を中心に記載していきます。

 
口述試験:衛生工学の情報のまとめ(クリックすると開きます)
環境計量士の資格から、順番に、労働衛生コンサルタントに繋がったので、環境関連の話題も載せています。

R02健康管理 記述式試験の回答⑥ [労働衛生コンサルタント過去問:健康管理]

公表された令和2年度の労働衛生コンサルタントの筆記試験問題の記述式科目「健康管理」の回答を作っています。
今日は問2の騒音障害とその予防についての(7)~(9)。
騒音作業02.png


問2 騒音及び騒音性難聴について、以下の設問に答えよ。
(7)騒音職場改善策を五つ挙げよ。
(8)常時騒音作業に従事する労働者に対して行う「労働衛生教育」の科目を四つ挙げよ。
(9)騒音性難聴で「予防」が特に重要である医学的理由を簡潔に説明せよ。


小生の回答案

(7)騒音職場改善策を五つ挙げよ。
上述の「騒音障害予防ガイドライン」に一覧表に沢山ありますので、主なものを5つ。
①発生源の低騒音化として低騒音機械の選定、
②消音器・吸音ダクトの取り付け
③防振・制振のためのゴムや緩衝材の取り付け
④騒音源の遮蔽や、防音壁の設置
⑤耳の保護(イヤーマフ・耳栓)

 ガイドラインの表参照:
騒音対策.png
(8)常時騒音作業に従事する労働者に対して行う「労働衛生教育」の科目を四つ挙げよ。
 こちらも、ガイドラインに詳細がありますが、科目だけ4つを記載。
 [1]  騒音の人体に及ぼす影響
 [2]  適正な作業環境の確保と維持管理
 [3]  防音保護具の使用の方法
 [4]  改善事例及び関係法令
騒音作業従事者教育.png
(9)騒音性難聴で「予防」が特に重要である医学的理由を簡潔に説明せよ。
騒音性難聴による聴力の低下は不可逆的で、一旦低下した聴力を回復させる医学的方法が確立していないため。


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