令和2年の労災発生状況速報値が公表されました。
https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei11/rousai-hassei/index.html
死亡労災に関しては、減少傾向が続いているのは良いことだと思います。
とはいえ、労災認定された事案のみの統計なので、気を緩めることなく、  引き続き重大労災発生の予防に、それぞれの立場で尽力していきましょう。
 
一方、四日以上の死亡・休業労災については、増加が止まりません。
しかも、相変わらず転倒労災がTOPで、業種別では、第三次産業の労災増加が目立ちます。
 
要因別では、
①転倒が24%、②墜落17%、③動作の反動・無理な動作14%
相変わらず転倒労災がTOP。3位の動作の反動・無理な動作には、ぎっくり腰や腰痛などの重量物作業が多いと思われますね。

事務所や軽作業の事業所でも要注意ですし、運送業はこのコロナ下でも多忙を極めていますので、その影響もあるのかもしれません。


最後まで読んで頂きありがとうございます。 下記のリンクをポチっとクリックして頂けると更新の励みになります。

にほんブログ村
資格・スキルアップランキング


#労働衛生コンサルタント,#口述試験,#試験対策,#労働衛生工学





なくそう!墜落・転落・転倒 (安全衛生実践シリーズ)



  • 作者: 洋一, 中野

  • 出版社/メーカー: 中央労働災害防止協会

  • 発売日: 2019/03/01

  • メディア: 単行本