本日午後、「第1回 職場における化学物質に関するリスクコミュニケーション@東京会場」のwebinarを聴講しました。

自律管理物質への制度移行が議論されている、「職場における化学物質等の管理のあり方に関する検討会中間とりまとめ」についてのリスクコミュニケーションということなのですが、

既存の規制は残しつつ、今後の有害性の新たな発見に対しては、先取りして対応できるようにという意味だと思いますが、管理濃度や許容濃度に、「ばく露限界値」を追加すること、や「ばく露限界値」を定められない物質には、「暫定ばく露限界値(仮称)」を決めるとか、難しいお話になっています。

資料は此方から→テクノヒルさん
    https://www.technohill.co.jp/chemic/2020rc/

確かに、有害性情報の少ない物質が問題ということは分かりますが、有害性の試験や情報収集や間に合わないというのも、背景にあるので、新しいものは「とりあえず自律管理で」という感じがちょっと不安です。


また、管理濃度や許容濃度に、「ばく露限界値」を追加すること、や「ばく露限界値」を定められない物質には、「暫定ばく露限界値(仮称)」を決めるとか、難しいお話になっています。

検討会の先生も、「どうやって数値を出せばいいのか、出していい物なのか」とかおっしゃっていますし、事前質問でも「科学的根拠のない数字の遵守を、努力義務にすることの、有効性について」疑問視する意見が出されていました。

厚労省の方も、一方で「守るべき基準の概念」と言っておきながら、「できれば数字でお示ししたい」という、混乱ぶりです。



インダストリアルハイジニストについては、「専門的的な知識を持つ人材の育成」については、「衛生工学衛生管理者などの既存の資格のなども、視野に入れていますが、具体的にはこれからの議論です」ということで、「労働衛生コンサルタント」については、一言もなく。

有害性情報が伝わって適切に対応できていない状況の改善についての議論が十分かどうかという議論もありましたが、GHSラベルの教育を学校でやるとか、お父さんお母さんが会社で使っているものは、どういうものなのかということを子供たちに教える教育とかも必要ではないかという議論があり、文科省さんは、そういうことに関心が無いという、厚労省の方の本音が、笑えました。「しっかり働きかけるよう検討します」というのが「正式なコメント」ですが(笑)。

web開催ということもあり、質問が少なかったようで30分も時間を余らせて終了したのは、残念でした。
第二回の大阪会場は、今のところ、会場での議論も行う計画ですので、会場からの視と門も沢山出て活発な議論を期待したいです。


興味のある方は、テクノヒルさんのHPから、未だ参加申し込みが可能です。まだ、web開催と会場参加の両方が受付中です。→https://www.technohill.co.jp/chemic/2020rc_210125_tokyo_210224_osaka/


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  • 作者: 宏, 林

  • 出版社/メーカー: 第一法規

  • 発売日: 2020/09/25

  • メディア: 単行本