労働衛生コンサルタント 記述式 健康管理の試験問題の傾向を数回に渡って載せます。これから受験にむけて学習される方の参考になれば幸いです。

第三回は問1有害物質の管理(総論)の内容を少し確認してみます。(問1から問4があり、問1問2からどちらか一方を選択しての回答となります)





H25とH26の問題集は購入していないので、ご容赦ください。

 


内容的には、人体への影響など労働生理に関しての小問が数問あるので、保健師さん産業医さんでこの科目を受験された方には馴染みやすいと思います。こちらを先に記載して気持ちを落ち着かせるのが「受験のコツ」かもしれません。

一方で、有機溶剤の名前・特性・有害性や健診項目など、セットで覚えておく必要があるので、「生物」だけで無く「化学」の知識も求められています。 さらには、有害作業の具体例なども問われていますので、なかなかの難問に仕上がっています。


対策としてお勧めしたいのが、過去の職業性疾病事例をまとめて勉強されることです。各法令の改正履歴や、改正に先立って行われている諮問委員会などでの議論には、その法改正のきっかけとなった労働疾病事例が述べられていることが多いので、そこから入られるのも良いと思います。


私のお勧めは「労働衛生のしおり」などの「職業性疾病事例集」です。(参考までに一部の写真を載せました) また、「衛生管理者の実務」などの、衛生管理者向けの参考書にも「健康障害発生事例およびその防止対策」が複数載っていますので、こちらも勉強に有効だと思います。



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労働衛生のしおり〈平成30年度〉



  • 出版社/メーカー: 中央労働災害防止協会

  • 発売日: 2018/08/01

  • メディア: 単行本