労働衛生コンサルタントの過去問や、労働安全衛生・環境関係の法令改正情報を綴っています。
事業運営のための衛生工学知識を深め、また、労働衛生コンサルタントを目指す方の参考になるよう、衛生工学の知識と新しい法令の告知情報を中心に記載していきます。
環境計量士の資格から、順番に、労働衛生コンサルタントに繋がったので、環境関連の話題も載せています。
労働衛生コンサルタント試験問題の傾向(記述式科目 健康管理_有害物質管理の各論) [労働衛生コンサルタント過去問:健康管理]
労働衛生コンサルタント 記述式 健康管理の試験問題の傾向を数回に渡って載せます。これから受験にむけて学習される方の参考になれば幸いです。
第4回は問2に出題される傾向の多い、有害物質の管理(各論)の内容を確認してみます。(問1から問4があり、問1問2からどちらか一方を選択しての回答となります)
H25とH26の問題集は購入していないので、ご容赦ください。
表に整理してみると、有害物質(化学物質)管理の問題が、ほぼ毎年、出題されています。ここ5年間は、問1が全般・総論、問2が各論となっているようですね。衛生工学の実務経験のある方なら、問1を選択して十分と思いますが、問2の個別分野で独自の経験をされている方なら、問2の各論を選択されるのかもしれません。
受験の対策としては、どの各論が出題されるのかはわからないので、ヤマをかけるのは危険ですね(笑) 医療分野での経験が豊富な皆さんであれば、問1でも問われることの多い「有機溶剤」と「粉じん」の勉強に絞っておくことで良さそうです。
但し、口述試験では、このあたりの各論に関して、経験などを問われたり、経験が無くても「もし、そういう職場を見たら、どうしますか?」といった質問がされますので、疎かには出来ないですね。
粉じん作業特別教育用テキスト 粉じんによる疾病の防止 指導者用
- 出版社/メーカー: 中央労働災害防止協会
- 発売日: 2020/05/27
- メディア: 単行本
コメント 0