医薬品注意情報表示アプリについて

厚生労働省医薬・生活衛生局医薬安全対策課から、リンク先の通達が発出されています。
https://www.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T210513I0020.pdf
医薬品等の容器等に記載された符号を読み取ることで注意事項等情報が掲載されている機構のホームページを閲覧するスマートフォン等のアプリケーションについて

薬機法(旧薬事法)の改正による添付文書の電子化の運用が本年8月1日から開始されます。

「添付ナビ」というアプリケーションで、
医療用医薬品に表示されるGS1バーコードで、注意書きが読めるようになっているのだそうです。
GooglePlay

Apple Store

コメントを見ると「このアプリは添付文書の電子化(2021年8月より開始予定)に伴い、製品外箱に印刷されているGS1コード(バーコード)を読み取る事で最新の添付文書にアクセスする事が出来ます。読み取って添付文書を開くのに慣れれば1秒で可能なほど素早く表示されるので実用性が高いと思われる。」とか「非常に重要な情報であり、紙媒体からの移行が目的とされているにもかかわらず、災害・停電等の際にオフラインで使用できないのは、大変問題であると感じています。他社製アプリであればオフラインでも閲覧可能なものもあるので、技術的に対応することは可能なはずです。本格運用までに、設定・事前のデータ一括ダウンロード等でオフラインでの閲覧も可能となるよう改善を希望します。」とか、あるので、期待されているのだと思います。

わざわざ、独自規格のGS-1コードを使うってところが、理解不能。


一企業でも出来ることを、業界団体が税金使ってやってるような気がして、なんだか得体のしれない団体が、お金タップリかけて作った感満載で、お役所のお金の使い方に疑問がありますね。普通の二次元バーコードで、メーカーサイトに飛ばして読ませれば済む話なのにと思ってしまいます。
こんなことしてるから、日本のITが、ガラパゴスから抜け出せないんだろうな。医薬品メーカーも海外のメーカーを排除するための、参入障壁にしたいんだろうし。

とはいえ、添付文書の電子化運用は、とっとと、SDSや、消費者製品の注意書きにも応用して欲しいです。


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