労働衛生コンサルタント

記述式 労働衛生工学の試験問題の傾向を数回に渡って載せます。

第三回は(問2)について。

問2は騒音振動のばく露評価や作業環境測定、作業管理が出題されています。

出題範囲は狭いので、この分野の知識のある方にとっては楽勝かもしれません。

一般の事業所では、なかなか馴染みの無い分野で、私も化学屋なので、この問題はパスしました。

とはいえ、口頭試問でも聞かれる可能性もあるので、評価の計算の詳細はともかく、原理や対策の基本の作業時間管理は知っておく必要があると思います。

騒音障害防止のためのガイドライン

振動障害防止のためのガイドライン

表 問2の出題傾向






 
 
 
問2


2011
H23
39回
振動障害総合対策:振動暴露量の計算
チェーンソー以外の振動工具の取扱い業務に係る
振動障害予防対策指針



2012
H24
40回
有害光線(レーザー・紫外光・赤外光・など)
アーク溶接作業における安全対策(紫外線・他)



2013
H25
41回
~~(データなし)~~


2014
H26
42回
~~(データなし)~~


2015
H27
43回
チェーンソー以外の振動工具
振動測定(暴露量計算・評価と作業時間管理)



2016
H28
44回
騒音評価・対策。周波数特性とその意味
遮音壁による遮蔽効果



2017
H29
45回
振動騒音の作業管理、振動工具種類
振動暴露評価と対策、騒音暴露評価



2018
H30
46回
振動作業の作業時間の管理(評価・対策)
騒音暴露の許容基準、耳栓の選定、作業環境評価



2019
R01
47回
騒音:作業環境測定 評価と対策
遮音壁の理論と、効果の計算



2020
R02
48回
振動ばく露管理  振動暴露量の計算、作業管理(作業許容時間の計算)








最後まで読んで頂きありがとうございます。 下記のリンクをポチっとクリックして頂けると更新の励みになります。

にほんブログ村
資格・スキルアップランキング