労働衛生コンサルタントの過去問や、労働安全衛生・環境関係の法令改正情報を綴っています。
事業運営のための衛生工学知識を深め、また、労働衛生コンサルタントを目指す方の参考になるよう、衛生工学の知識と新しい法令の告知情報を中心に記載していきます。
環境計量士の資格から、順番に、労働衛生コンサルタントに繋がったので、環境関連の話題も載せています。
労働衛生コンサルタント試験問題(労働衛生工学:問1と問2の選択) [労働衛生コンサルタント過去問:労働衛生工学]
労働衛生コンサルタント
記述式 労働衛生工学の試験問題
第四回は、前半の論述問題(問1と問2)の選択について書きたいと思います。(あくまでも、私が受験勉強で感じた私見ですが)
過去3回に記したように、
問1は、粉じん有機溶剤特化物などの有害物質について
問2は、騒音振動有害光線などの物理的な有害因子について、
となっています。
単純には化学系の人は問1を物理系の人は問2を選ぶのかと思います。作業環境測定士や、衛生工学衛生管理者の資格を持ち、事業所で衛生管理者を担当されていた方なら、間違いなく化学系の設問を選択されると思います。
第二問は、振動工具の具体名、作業者の交代による作業時間の配分などが、関係する為、建築現場の安全管理をされていた方や、労働安全コンサルタントの資格を、建築・土木などで取得された方なら、実務経験に照らした深い知識をお持ちでしょうから、こちらが学習しやすいでしょうね。また、遮音壁や防振構造など、建築関係の知識をお持ちの方にとっても有利な設問かと思います。
タグ:衛生工学 労働衛生コンサルタント
コメント 0