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労働衛生コンサルタントの過去問や、労働安全衛生・環境関係の法令改正情報を綴っています。
 
労働衛生工学(記述式)過去問【更新】R04分追加完了
健康管理(記述式)過去問R03分まで[R04分連載開始]
 
労働衛生工学:記述式の出題ポイント 索引【更新】
(各種労働衛生関係の講習会での修了テスト問題から編集)
  

事業運営のための衛生工学知識を深め、また、労働衛生コンサルタントを目指す方の参考になるよう、衛生工学の知識と新しい法令の告知情報を中心に記載していきます。

 
口述試験:衛生工学の情報のまとめ(クリックすると開きます)
環境計量士の資格から、順番に、労働衛生コンサルタントに繋がったので、環境関連の話題も載せています。

令和4年度「第50回」労働衛生コンサルタント試験:記述式科目【労働衛生工学】(その13) [労働衛生コンサルタント過去問:労働衛生工学]

GW前に昨年2022の労働衛生コンサルタント試験を使って勉強しました。私の回答案を紹介します。

誤答・誤解については、コメント欄でご指摘いただけると助かります。

 

令和3年以前の「労働衛生工学」の過去問については、こちらの過去ブログをご参照ください。

study_benkyou_old_man.png   

「#労働衛生工学」の【問4】を、前回に続き勉強しています。

 

【問4】 

 図に示す同一の2台の囲い式フードを設置した局所排気装置について、以下の設問に答えよ。

衛生工学20220401.jpg 
今日は、小門(7)から
 

(7)完成した局所排気装置のダクト系の配管が予定より長くなりベンドも増えた場合に、推定されるこのダクト系の排風量Q[m3/min]と静圧の差Ps[Pa]の関係を、(6)の実線に比べて変化が定性的にわかるように解答用紙の図に点線で図示せよ。また、その理由を述べよ。

 

「理由」おおむね、排風量が同じ場合は、圧力損失が増えると、ファン選定に用いる静圧差は、正比例するので、図の上では、原点と(6)の点を結んだ直線の延長線上に来ると考えることができます。

 

「図」

衛生工学20220407a.jpg

  

(8)この局所排気装置で実使用時に排風量が過剰である場合に、排風機を替えずに排風量を制御する方法を二つ示し、それぞれの利点と欠点を述べよ。

 

<<方法1>>

 排風機の種類にもよりますが、モーターの電流を下げて、回転数を落として、排風量を下げる方法があります。

【利点】

 省エネになることと、将来、排風量を増やしたくなった時(ダクトの増設など)に、ダクト工事だけでファンを流用できるので、設置コストが下がることなどが、あげられます。

【欠点】

 インバーターあるいは、モーター電流を制御する装置のコストアップがあげられます。

 

<<方法2>>

 ダクトの途中に、ダンパーを取り付けて圧力損失を増やし、流量を絞る方法があります。【利点】

 簡単・低コストで設置でき、風量の調整も、容易です。

【欠点】

 エネルギーのロスが大きい点

 ダンパーの騒音などのほか、管内の流速が局所的に落ちると粉塵除去用のダクトなどの場合は、管内の汚染などにも注意が必要です。

 
労働衛生工学2022の記述式の勉強は、これで最後になります。
 
過去問から大きく傾向は変わっていないので、対策は容易だと思いますが、『短時間で回答を書きる』スキルが必要です。実際に回答を「書いたり」、「計算したり」して、スピードを上げておく練習も大事だと思います。
  
余裕があれば、健康管理2022の問題も勉強したいと思います。 
 
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尚、あくまで、個人学習用のmemoとして紹介しておりますので、誤答、誤字脱字などについては、ご容赦いただきますようお願い致します。
間違った箇所をコメントでご指摘頂ければとてもありがたいです。
また、リンク先が切れている場合なども、ご容赦ください。
 
 

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