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労働衛生コンサルタントの過去問や、労働安全衛生・環境関係の法令改正情報を綴っています。
 
労働衛生工学(記述式)過去問【更新】R04分追加完了
健康管理(記述式)過去問R03分まで[R04分連載開始]
 
労働衛生工学:記述式の出題ポイント 索引【更新】
(各種労働衛生関係の講習会での修了テスト問題から編集)
  

事業運営のための衛生工学知識を深め、また、労働衛生コンサルタントを目指す方の参考になるよう、衛生工学の知識と新しい法令の告知情報を中心に記載していきます。

 
口述試験:衛生工学の情報のまとめ(クリックすると開きます)
環境計量士の資格から、順番に、労働衛生コンサルタントに繋がったので、環境関連の話題も載せています。

作業環境測定士登録講習の記録(4) [作業環境測定士登録講習]

登録講習の復習がてら、印象に残った内容を記載します。

今後受講される方にも、参考にして頂ければと思います。

 

2/22 実習

午前の前半は検知管の実習でした。

二つのメーカーの検知管と専用の真空式ガス採取器、炭酸ガスの検知管を使います

最初に漏れのテストを習いますが、如何にも、実技試験に出そうです。

 

そのあと、全員でその場で測定し、それぞれの検知管を回覧して、各人で読み取りテキストの実習報告ページに記録します。

面白かったのは、北川式は変色の境界がハッキリしているので、読み取り値に人の差は少ないのですが ガステックのほうは、変色の境界が、薄くグラデュエートしていることもあり、人による読み取り差が大きかったことです。


午前の後半は吸引ポンプを用いた液体補修法の実習でした。

せっけん液流量計の実演とガス捕集ビンの実演に挟まれて、液体補修法については、測定するための器具を、実際にガス管で接続する実習になっています。

インピンジャーを直列に2個、液体トラップ、流量計、吸引ポンプの順に繋ぎます。

流量計は、下から入って上に吸引する、とか、 捕集器の圧損があるので、流量補正は、捕集器具を接続した状態で行うとか、が、実務上のポイントのようでした。


午後の実習は粉じん測定でした。

実習では、柴田科学のLD-5を使います
粉じん測定器LD5.jpg

二人に一台の粉じん計で、教室内の粉じん測定をデザインして、6点測定します。

測定は楽勝ですが、その後、実測値を用いて第一管理水準、第二管理水準を計算するので 前の日の、計算の演習の習得度合いが反映されます。

皆さん、結構、苦戦している様子でしたが、講師の先生のアドバイスがいくつか

①一日測定の時、σ1からσを計算すると、σは1.95=日間差の標準偏差より必ず大きくなります。

②幾何平均<第二管理水準<第一管理水準

③第二管理水準は、幾何平均より少し大きい

④第一管理水準は、一日測定の時は、幾何平均の3倍以上になる 






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