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労働衛生コンサルタント試験問題(労働衛生工学:問3と問4の選択) [労働衛生コンサルタント過去問:労働衛生工学]

労働衛生コンサルタント

記述式 労働衛生工学の試験問題


第六回は、前半の論述問題(問3と問4)の選択について書きたいと思います。(あくまでも、私が受験勉強で感じた私見ですが) 


問3問4は、どちらも局所排気装置の設計に係わる計算問題ですが、過去には、局所排気装置のダクト系統図から圧損計算表の表を埋める問題は、問3のときと問4の時とがありました。 この前回(第五回ブログ)の表を参照してください。

好みの問題でもありますが、結構な数の計算を電卓で行うこと必要があるので、時間との闘いになる可能性もあります。圧損計算をやると決めていた人たちが沢山居るようで、実際の試験場では、回答開始の合図の後、一斉にページをめくって電卓をたたき出す音がしますので、ビックリしました。


風速やダクト径を求める式さえ勘違いしなければ、確実にポイントを稼げる計算を先に取りかかって、焦って単純な計算間違いを防ぐというテクニックも有るかと思います。

一方で、前半の論述問題も、言葉の定義を訊かれている設問もありますので、圧素計算表の問題を選択すると決めていても、落ち着いて出来る問題を丁寧に回答しても、実際には十分に時間があると思いました。

圧損計算表ではない方の問題は、ファンの動力特性やダクトの圧力測定などの問題ですが、設問の読解力が問われているように思います。mmHgとPaの変換などにも注意が必要です。


正直、私は問3と問4のどちらを選択するのか、筆記試験当日の朝まで悩んでいましたが、圧損計算表の作成練習を過去問でもしっかりやったことや、実務でも局所排気装置の届出書面を設備業者さんと一緒に作った経験があるので、表を埋める計算をする方が試験会場で冷静に取り組めるだろうと考えて、圧損計算表のある問4(2019年度)を選択しました。


あと、問1から問4に共通しているように感じられるのは、小問の構成が、基本的な事柄を答えさせる小問から始まって、応用的な事柄を訊く小問が有り、実際の場面でどのように変更して改善するのか?といった小問が続く、といったことです。 ですので、ある意味、基本的な事柄が日常の業務で使っている内容であれば、落ち着いて時間をかけてじっくり考えれば、答えが出せるといった構成ですね。

 

但し、試験会場でしかも文章に書き下すとなると、相談できる相手・参考書・web検索、などが出来ない状況だと、ちょっと「ど忘れ」すると頭に血が上って、真っ白になってしまうかもしれませんので、コンサルタントとしての現場力も試されているように思いました。


 

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