労働衛生コンサルタントの過去問や、労働安全衛生・環境関係の法令改正情報を綴っています。
事業運営のための衛生工学知識を深め、また、労働衛生コンサルタントを目指す方の参考になるよう、衛生工学の知識と新しい法令の告知情報を中心に記載していきます。
環境計量士の資格から、順番に、労働衛生コンサルタントに繋がったので、環境関連の話題も載せています。
労働衛生コンサルタント試験問題の傾向(記述式科目 その他時事問題) [労働衛生コンサルタント過去問:健康管理]
労働衛生コンサルタント 記述式 健康管理の試験問題の傾向を数回に渡って載せます。これから受験にむけて学習される方の参考になれば幸いです。
第6回はその他の時事問題の分野の問題を見てみましょう。数年に一回ですが、ちょっと毛色の変わった範囲の時事問題があります。いきなり問1に出題された年度もありましたが、問4に持ってくる場合が多いようです(といっても2回だけですが)
(問1から問4があり、問3問4からどちらか一方を選択しての回答となります)
この年度に受験された方にとっては、時節柄出題が予想できたのかもしれませんが、過去問に忠実に勉強されてきた方がいらしたのであれば、ビックリしてしまったでしょうね。但し、もう一問との選択が可能ですので、会場で落ち着いて選択すれば大丈夫なのでは無いかと思います。
②H26に労働安全衛生法で受動喫煙防止が事業者の努力義務化→H27年度にガイドライン通達→H27年に出題
③「治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン」は、平成28年2月23日に公表されて平成29年度に出題
となっていますので、その他(時事問題)という風に私は分類してみました。
繰り返しになりますが、全体を通じて感じたことは、試験年度の直前年にガイドライン等が発行された内容で出題されているように思います。日常的に新しい厚労省発信の通知や公告などに触れる機会があると、回答しやすいかもしれません。こういった問題に関しても、受験年度の前年度~当年度の、新しい動きに関しては、やはり「労働衛生のしおり」に詳しいので、この本がお勧めですね。
なんだか、中災防さんの本の宣伝になってしまいました。
とはいえ私も令和2年度版も買おうと思っています。
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