2019年度PFOS及びPFOA存在状況把握調査結果

2020年６月11日付の環境省報道発表資料に、PFOSとPFOAの全国的な、水環境における分析結果が公表されました。

PFOS「パーフルオロオクタンスルホン酸」、PFOA「パーフルオロオクタン酸」

調査を実施した１７１地点のうち、１３都道府県３７地点にて、暫定的な目標値（PFOSとPFOAの合算値で50ng/L）を超えたそうです。

難分解性で水域に残留し、脂溶性も高いため、生物体内への蓄積性も高いため、心配な数字ですね。

環境省報道発表

※１：PFOS及びPFOAは、独特の性質（水や油をはじく、熱に強い、薬品に強い、光を吸収しない等）を持ち、撥水剤、表面処理剤、乳化剤、消火剤、コーティング剤等に用いられてきた化学物質です。

※２：令和２年５月28日付け環水大水発第2005281号・環水大土発第2005282号環境省水・大気環境局長通知「水質汚濁に係る人の健康の保護に関する環境基準等の施行等について（通知）」において、水環境に係る暫定的な目標値として50ng/L（PFOS及びPFOAの合算値）を設定いたしました。

※３：排出源となり得る施設としては、泡消火剤を保有・使用する施設、有機フッ素化合物の製造・使用の実績がある施設、廃棄物処理施設、下水道処理施設等が挙げられます。

沖縄の宜野湾市で、局地的に湧水に高い箇所がありますが、米軍基地内での消火剤の流出事故との関係が深そうですね。

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Mobilisierungsverhalten von Perfluoroktansulfonsaeure (PFOS): Test unterschiedlicher Elutionsmethoden an belastetem Bodenmaterial des Nuernberger Flughafens

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タグ：PFOS PFOA 環境省報道発表