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労働衛生コンサルタントの過去問や、労働安全衛生・環境関係の法令改正情報を綴っています。
 
労働衛生工学(記述式)過去問【更新】R04分追加完了
健康管理(記述式)過去問R03分まで[R04分連載開始]
 
労働衛生工学:記述式の出題ポイント 索引【更新】
(各種労働衛生関係の講習会での修了テスト問題から編集)
  

事業運営のための衛生工学知識を深め、また、労働衛生コンサルタントを目指す方の参考になるよう、衛生工学の知識と新しい法令の告知情報を中心に記載していきます。

 
口述試験:衛生工学の情報のまとめ(クリックすると開きます)
環境計量士の資格から、順番に、労働衛生コンサルタントに繋がったので、環境関連の話題も載せています。

記述式 労働衛生工学の出題ポイント [労働衛生コンサルタント過去問:労働衛生工学]

受験される方を応援するために、過去問で良く出題されている用語を解説してみたいと思います。<<尚、回答例は小生の見解ですので、誤解誤答についてはコメントにてご意見を頂きたいと思います。>>

労働衛生のポイントとなる用語の定義に関する問題が良く出ます。

短時間で正確に記述するのはなかなか難しく、丸暗記する訳にもいかないと思いますが、良く出題されている用語は、直接定義を問われなくても、設問に答えるヒントになるので、直前に復習しておくと良いと思います。

今日は、量-反応関係と、量-影響関係

量-反応関係 身体異常が出る人の割合、
暴露量にS字カーブ(シグモイド)
量-影響関係 個人に出る、異常の質的な変化、
暴露量に対し指数的に影響が大きくなる。

以前、簡単に取り上げていますが、もう少し詳しく。

【量-反応関係】

有害因子が人体に現れる症状について、有害因子の量と症状の強さを表したもの。症状としては、例えば、血中の有害因子濃度、とか、めまいの強さ、とか、単一の症状への影響を取り上げる。通常、有害因子の量が多くなると、症状も大きくなるが、頭打ちをするため、量・反応関係は、S字カーブとなることが多い。  鉛のばく露が上がると血中鉛濃度が上がる、といった関係、

【量-影響関係】

有害因子の量が大きくなればなるほど、より重大な影響が人体に現れるようになることを示す。 例:鉛のばく露量が増えると、血中鉛濃度が上がり→デルタアミノレブリン酸増加→赤血球プロトポルフィリン増加→ヘム鉄産生低下→神経障害(末梢神経・脳神経)という感じ。 また、ばく露が進むと、めまい・イライラ→貧血・吐き気→意識障害・痙攣という風に影響が甚大になる。

短文で解答するのは難しいですね。

s-IMG_1974.jpgs-IMG_1973.jpgこちらの本を参考にしています。


 


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