労働衛生コンサルタントの過去問や、労働安全衛生・環境関係の法令改正情報を綴っています。
事業運営のための衛生工学知識を深め、また、労働衛生コンサルタントを目指す方の参考になるよう、衛生工学の知識と新しい法令の告知情報を中心に記載していきます。
環境計量士の資格から、順番に、労働衛生コンサルタントに繋がったので、環境関連の話題も載せています。
R02健康管理 記述式試験の回答② [労働衛生コンサルタント過去問:健康管理]
令和2年度の労働衛生コンサルタントの筆記試験問題が公表されています。健康管理の問題に関しても、傾向の確認と回答を考えてみたいと思います。
今日は、昨日に引き続き 問1の(2)から
(2)金属による健康障害に関する次の問に簡潔に答えよ。
① 金属熱とはどのような健康障害か。
② ベリリウムによる健康障害を二つ挙げよ。
③ 鉛による健康障害を三つ挙げよ。
④ 鉛の生物学的モニタリング指標を二つ挙げよ。
以下、回答案と参考リンク
(2)金属による健康障害に関する次の問に簡潔に答えよ。
① 金属熱とはどのような健康障害か。
金属アーク溶接の現場などで、気中に飛散した金属ヒュームに吸入ばく露した場合に、発熱や呼吸器障害等の初期症状に代表される職業疾病のこと
② ベリリウムによる健康障害を二つ挙げよ。
急性毒性は肺疾患。慢性毒性としては、発がん性の他、自己免疫疾患がある。
参考:WIKIPEDIA
③ 鉛による健康障害を三つ挙げよ。
腎疾患、貧血、神経疾患
厚労省コラム
④ 鉛の生物学的モニタリング指標を二つ挙げよ。
血中鉛濃度、尿中デルタアミノレブリン酸濃度
その他、赤血球中プロトポルフィリン濃度も用いられる。
参考リンク
① 金属熱とはどのような健康障害か。
金属アーク溶接の現場などで、気中に飛散した金属ヒュームに吸入ばく露した場合に、発熱や呼吸器障害等の初期症状に代表される職業疾病のこと
② ベリリウムによる健康障害を二つ挙げよ。
急性毒性は肺疾患。慢性毒性としては、発がん性の他、自己免疫疾患がある。
参考:WIKIPEDIA
③ 鉛による健康障害を三つ挙げよ。
腎疾患、貧血、神経疾患
厚労省コラム
④ 鉛の生物学的モニタリング指標を二つ挙げよ。
血中鉛濃度、尿中デルタアミノレブリン酸濃度
その他、赤血球中プロトポルフィリン濃度も用いられる。
参考リンク
金属アーク作業の溶接ヒュームに関しては、今年、特化則の改定もありましたので、ヤマを張っていた人も多いかもしれませんね。
以降については、また明日。
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