事業運営のための衛生工学知識を深め、また、労働衛生コンサルタントを目指す方の参考になるよう、衛生工学の知識と新しい法令の告知情報を中心に記載していきます。
労働衛生コンサルタント、労働衛生工学の口述試験の参考情報(その4) [労働衛生コンサルタント受験振り返り]
労働衛生コンサルタント、労働安全コンサルタントの筆記試験の結果発表から口述試験まで、約一ヶ月ですが、年末の空いた時間を使って、労働衛生工学の口頭試問(口述試験)について、傾向やら対策やらになるような情報を、ボチボチ挙げていきたいと思います。
受験される方の参考になれば幸いです。
ブログの4投稿目も、ネット上で探した、口述試験の質問事例について
ネット情報はかなり少ないのですが、①アメブロ、②MIXIトピックス、③5ch、で見つけました。
今日は、②のMIXIトピックスから
全部一度には紹介できませんので順番に紹介しています。
(流用ご容赦ください)
質問事例のみの投稿ですので、そのまま、こちらにも掲載します。
投稿日が2012年で、その数年前に受験と言うことなので、かなり以前の情報と推測されます。
1.なぜ受験しましたか、あなたの受験の動機を述べてください 2.今回は何回目の試験ですか 3.コンサルタントとして開業しますか 4.合格したあとはどうする予定ですか 5.今まで、企業での安全衛生活動は何をしましたか 6.局所排気装置の設計は何をどんなところに留意しますか 7.局所排気装置の設計をした経験はありますか 8.粉じんが発生する場所の局排を設計する場合は何を重要視しますか 9.化学物質の指針を知っていますか?内容を答えて下さい |
この投稿の補足説明として
何をどう改善して、どうなったか、改善効果を問われました。
事業所の改善事例を整理しておいた方が良いと思います。
たとえば、
作業環境の区分3から区分1へ(具体的な数値)など
改善のプロセスなど
もう一例は、トピ主の方の2012/1の口述試験の報告。
受験の動機や開業意志については尋ねられず。 衛生に関する業務の経験について詳しく尋ねられました。 特に現場での指導の経験、経験のある有害物などなど。 その他、 許容濃度と管理濃度の違い、 GHSの特徴、 粉じん用保護具使用における注意ポイント、 衛生3管理、 |
以上ですが、質問→回答→関連した質問→回答→深掘りした質問、という感じで知識の深さや、知識の繋がり(広がり)を求められるように思います。
実際に現場の要改善点を見つけてその対策を提案するのですから、そのための生きた知識を問われているように思いました。
局所排気装置の設計と言えば、沼野先生の本
#労働衛生コンサルタント,#口述試験,#試験対策,#労働衛生工学
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