労働衛生コンサルタントの過去問や、労働安全衛生・環境関係の法令改正情報を綴っています。
事業運営のための衛生工学知識を深め、また、労働衛生コンサルタントを目指す方の参考になるよう、衛生工学の知識と新しい法令の告知情報を中心に記載していきます。
環境計量士の資格から、順番に、労働衛生コンサルタントに繋がったので、環境関連の話題も載せています。
「個人サンプリング法」と「溶接ヒュームの測定」の比較 [講習会情報]
個人サンプリング法講習を受けた際に、混乱するので説明を省いたヶ所がありました。 同じ「個人サンプラーを装着」して行う測定であるが、個人ばく露の評価を行うことが、特化則で義務化された「溶接ヒュームの測定」です。 測定は義務づけるが、局所排気装置などで作業環境の改善を行うと,溶接シールドガスも飛散してしまう為、溶接作業が成り立たないため、法65条の「作業環境測定」ではなく、法22条の個人ばく露の評価と言うこととし、ばく露測定結果から、要求防護係数を上回る指定防護係数を選択して使用させる。使用の管理と年1回のフィットテストが義務化されています。 「個人サンプリング法」と、この「溶接ヒュームの測定」を比較してみることで、両者の違いから、「個人サンプリング法」の特徴を、クローズアップしてみたいと思います。
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