労働衛生コンサルタントの過去問や、労働安全衛生・環境関係の法令改正情報を綴っています。
事業運営のための衛生工学知識を深め、また、労働衛生コンサルタントを目指す方の参考になるよう、衛生工学の知識と新しい法令の告知情報を中心に記載していきます。
環境計量士の資格から、順番に、労働衛生コンサルタントに繋がったので、環境関連の話題も載せています。
10/30付の各種行政通達情報(保健衛生・労働安全・労基法関係) [法令・通達情報※保健衛生]
1)過労死防止白書
政府は、本日、過労死等防止対策推進法に基づき、「令和元年度 我が国における過労死等の概要及び政府が過労死等の防止のために講じた施策の状況」(令和2年版過労死等防止対策白書)を閣議決定しました。今回で5回目となります。
※「過労死等」とは
(1)業務における過重な負荷による脳血管疾患・心臓疾患を原因とする死亡
(2)業務における強い心理的負荷による精神障害を原因とする自殺による死亡
(3)死亡には至らないが、これらの脳血管疾患・心臓疾患、精神障害
政府は、本日、過労死等防止対策推進法に基づき、「令和元年度 我が国における過労死等の概要及び政府が過労死等の防止のために講じた施策の状況」(令和2年版過労死等防止対策白書)を閣議決定しました。今回で5回目となります。
※「過労死等」とは
(1)業務における過重な負荷による脳血管疾患・心臓疾患を原因とする死亡
(2)業務における強い心理的負荷による精神障害を原因とする自殺による死亡
(3)死亡には至らないが、これらの脳血管疾患・心臓疾患、精神障害
「令和2年版 過労死等防止対策白書」の主なポイント
1.過労死等の実態把握のための調査研究として行った、労災認定事案の分析、企業の労働者等に対するアンケート調査結果、疫学研究等の分析について報告。
2.長時間労働の削減やメンタルヘルス対策、国民に対する啓発、民間団体の活動に対する支援など、昨年度の取組を中心とした労働行政機関などの施策の状況について詳細に報告。
3.企業や民間団体などでのメンタルヘルス対策や勤務間インターバル制度の導入など、過労死等防止対策のための取組事例をコラムとして多く紹介。
脳・心疾患関係の労災については、請求件数は微増、認定件数は横ばいか微減、となっています。https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/karoushi/20/dl/20-2-1.pdf 図
2)10/31付:飲食物のデリバリーにおける交通事故防止
先日、このブログでもパンフレットの発行をお伝えしましたが、各業界団体宛の正式な通達が発信されました。
自転車及び原動機付自転車を用いた飲食物のデリバリーにおける交通事故防止について(令和2年10月26日基安安発1026第2号)(PDF,66KB) 別ウィンドウが開きます【労働基準局安全衛生部安全課 労働安全衛生法関係】
別紙 (パンフレット) 別ウィンドウが開きます
別添1(飲食業界団体、他宛て) 別ウィンドウが開きます
別添2(シェアリングエコノミー協会、他 宛て) 別ウィンドウが開きます
別紙 (パンフレット) 別ウィンドウが開きます
別添1(飲食業界団体、他宛て) 別ウィンドウが開きます
別添2(シェアリングエコノミー協会、他 宛て) 別ウィンドウが開きます
別添3(中災防、他、宛て) 別ウィンドウが開きます
一般社団法人シェアリングエコノミー協会 代表理事 殿
一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会
一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会
なんて協会があるんですね。
3)10/31付 電子申請の推奨
新型コロナ対策も睨んで、例年3月4月には労基署の窓口が混雑するので、かなり早めにアクションしていますが、押印廃止も含めて行政手続きの効率化が進められている流れの一環だと思います。
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