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労働衛生コンサルタントの過去問や、労働安全衛生・環境関係の法令改正情報を綴っています。
 
労働衛生工学(記述式)過去問【更新】R04分追加完了
健康管理(記述式)過去問R03分まで[R04分連載開始]
 
労働衛生工学:記述式の出題ポイント 索引【更新】
(各種労働衛生関係の講習会での修了テスト問題から編集)
  

事業運営のための衛生工学知識を深め、また、労働衛生コンサルタントを目指す方の参考になるよう、衛生工学の知識と新しい法令の告知情報を中心に記載していきます。

 
口述試験:衛生工学の情報のまとめ(クリックすると開きます)
環境計量士の資格から、順番に、労働衛生コンサルタントに繋がったので、環境関連の話題も載せています。

皮膚等障害化学物質への有効な保護具の選択等に関するリスクコミュニケーション(意見交換会) [講習会情報]

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厚労省から「令和5年度「皮膚等障害化学物質への有効な保護具の選択等に関するリスクコミュニケーション(意見交換会)」の開催の発表がありました。

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33584.html

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化学物質の自律管理に向けた法整備が進んでいますが、

化学物質の経皮吸収による健康障害についての対応ですね。

 

これまでは、皮膚刺激・眼刺激の物質については、GHSで分類されているので、保護具着用の対象物質は明確でした。一方、経皮吸収による健康障害を起こす物質については、対象物質や保護具選定方法について、十分な知見が無いのが実情です。

 

この意見交換会では、

①保護具の使用による皮膚等障害化学物質等への直接接触の防止についての解説

②規制対応上重要となる皮膚等障害化学物質の選定方法と現時点での結果

③保護具着用管理責任者が実施しなければならない、保護具の選択

が、討論されるようです。

 

特に、③については、今後の現場対応に関わる内容ですので、私もZOOMでの聴講を申し込みました。

 

意見交換会では、

「皮膚から吸収・侵入して健康障害を生ずるおそれが明らかな物質の特定方法」

JNIOSH(労働安全衛生総合研究所)の報告書が紹介されるようです。

資料5-1:「皮膚等障害化学物質の選定のための検討会」報告書(概要パワポ)

資料5-2:「皮膚等障害化学物質の選定のための検討会」報告書

 

この報告書の別表1に356物質のリストがあり、その取扱いにおいて保護手袋等の使用が今年4月1日からが努力義務、来年4月1日から義務となります。

 

保護具着用が義務付けられる対象物質について、どういう根拠で選ばれているのかの紹介になりますので、興味深いですね。

報告書で、理解の難しい部分をよく勉強する良い機会だと思います。

 

また、保護具メーカーのメンバーも交えたパネルディスカッションも期待できそうです。

 

蛇足ですが、対象の356物質には、「ニトログリセリン」が含まれています。

心臓発作のお薬に「ニトログリセリン」の経皮吸収シートが医療用で使われていますね。

hifu04.jpg 


<<参考>>

安衛則第594条の2

「化学物質又は化学物質を含有する製剤(皮膚若しくは眼に障害を与えるおそれ又は皮膚から吸収され、若しくは皮膚に侵入して、健康障害を生ずるおそれがないことが明らかなものを除く。)を製造し、又は取り扱う業務(法及びこれに基づく命令の規定により労働者に保護具を使用させなければならない業務及びこれらの物を密閉して製造し、又は取り扱う業務を除く。)に労働者を従事させるときは、当該労働者に保護衣、保護手袋、履物又は保護眼鏡等適切な保護具を使用させなければならない。」

(R5年4月1日から努力義務、R6年4月1日から義務)

 


以下、厚労省の意見交換会開始のページ

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33584.html

令和4年5月31日公布の労働安全衛生規則等の一部を改正する省令(令和4年厚生労働省令第91号)等の施行により、令和6年4月1日以降、皮膚等障害化学物質等に対して、化学防護手袋等の保護具着用が義務化されます。

(参考:「労働安全衛生規則等の一部を改正する省令等の施行について(基発0531第9号)」https://www.mhlw.go.jp/content/11303000/000945516.pdf


本意見交換会では、保護具の使用による皮膚等障害化学物質等への直接接触の防止について解説したうえで、規制対応上重要となる皮膚等障害化学物質の判断や保護具の選択について意見交換を行います。職場での化学物質の取り扱いに関心を持つ皆様方のご参加をお待ち申し上げます。


大阪会場  令和5年7月3日(月)14:00~17:00

     TKPガーデンシティ新大阪6階(バンケット6A)

     (大阪市淀川区宮原4-1-4 KDX新大阪ビル)

東京会場1 令和5年8月8日(火)14:00~17:00

     TKPガーデンシティPREMIUM秋葉原3階(ホール3B)

     (東京都千代田区外神田1-7-5 フロントプレイス秋葉原)

 東京会場2 令和5年8月10日(木)14:00~17:00

     TKPガーデンシティPREMIUM秋葉原3階(ホール3B)

     (東京都千代田区外神田1-7-5 フロントプレイス秋葉原)

※対面式の会場セミナーに加え、Web(Zoom)でも同時配信を行います。


開催案内リーフレット(大阪会場)[PDF形式[443KB]

開催案内リーフレット(東京会場1)[PDF形式[493KB]

開催案内リーフレット(東京会場2)[PDF形式[493KB]
hifu03.jpg
 

その他の法整備については、

令和5年度化学物質管理に係る専門家検討会で討議が進められるようですので、注目していきたいと思います。

検討会https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33388.html

第一回

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33455.html

今後の予定

https://www.mhlw.go.jp/content/11201000/001103905.pdf

○第1回検討会(6月8日10:00-12:00)

 ① 令和5年度検討スケジュール

 ② 皮膚から吸収・侵入して健康障害を生ずるおそれが明らかな物質の特定方法

 ③ その他  

○第2回検討会(7月18日14:00-17:00)

 ① 濃度基準値の検討

 ② その他  

○第3回検討会(8月28日14:00-17:00)

 ① 濃度基準値の検討

 ② その他 

 ③ 対象物質ごとの測定方法(捕集方法、分析方法)

 ④ ばく露測定関係

 ⑤ その他 

○第4回検討会(10月6日14:00-17:00)

 ①  濃度基準値の検討

 ② その他 

 ③ 対象物質ごとの測定方法(捕集方法、分析方法) 

④ ばく露測定関係

 ⑤ その他  

○第5回検討会(11月6日14:00-17:00) 

 ①  濃度基準値の検討

 ② その他

 ③ 対象物質ごとの測定方法(捕集方法、分析方法) 

 ④ ばく露測定関係

 ⑤ その他  

○第6回検討会(12月22日14:00-17:00)

 ① 濃度基準値の検討

 ② その他  

○第7回検討会(1月15日14:00-17:00)

 ① 濃度基準値の検討(積み残し分)

 ② 対象物質ごとの測定方法(捕集方法、分析方法)

 ③ ばく露測定関係

 ④ 今年度の検討事項のとりまとめ(報告書)

 ⑤ その他

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