SSブログ
労働衛生コンサルタントの過去問や、労働安全衛生・環境関係の法令改正情報を綴っています。
 
労働衛生工学(記述式)過去問【更新】R04分追加完了
健康管理(記述式)過去問R03分まで[R04分連載開始]
 
労働衛生工学:記述式の出題ポイント 索引【更新】
(各種労働衛生関係の講習会での修了テスト問題から編集)
  

事業運営のための衛生工学知識を深め、また、労働衛生コンサルタントを目指す方の参考になるよう、衛生工学の知識と新しい法令の告知情報を中心に記載していきます。

 
口述試験:衛生工学の情報のまとめ(クリックすると開きます)
環境計量士の資格から、順番に、労働衛生コンサルタントに繋がったので、環境関連の話題も載せています。
その他、労働安全関係 ブログトップ
前の5件 | 次の5件

大型トラックの車輪脱落事故防止について(業界団体への協力依頼) [その他、労働安全関係]

今日は。国交省発出の「 大型トラックの車輪脱落事故防止について」をご紹介します。
近年の大型トラックの車輪脱落事故の増加を受けて、国土交通省では令和3年10月~令和4年2月の期間で「車輪脱落事故防止キャンペーン」を展開しているのですが、年明けから相次いで、大型ダンプ車から車輪が脱落し、歩行者などに衝突する事故が発生しています。
これを受けて、改めて、各事業者に向けての協力依頼が発出されたということです。
トラック01.jpgトラック02.jpg
ここ数年、増加傾向
トラック05.jpg
冬期に多い
トラック06.jpg
車輪脱落事故防止については、
自動車工業会のサイトにも
トラック03.jpg
トラック04.jpg
コロナ渦で、物流業界は大変だと思いますが、
安全第一で取り組んで頂きたいなと思います。
 
最後まで読んで頂きありがとうございます。 下記のリンクをポチっとクリックして頂けると更新の励みになります。
  にほんブログ村 資格ブログ 国家試験へ
にほんブログ村  
 
 
資格・スキルアップランキング
#労働衛生コンサルタント,#口述試験,#試験対策,#労働衛生工学,#筆記試験,#記述式試験

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:資格・学び

ストレスチェック制度の実施状況および課題に関する調査報告 [その他、労働安全関係]

「ストレスチェック制度の実施状況および課題に関する調査報告」が、産業精神衛生研究会のホームページhttps://www.sanei.or.jp/に公開されておりましたので、レビューしました。

https://www.sanei.or.jp/images/contents/458/Report_Stress_Check.pdf

 

概要

産業医とメインの対象者として、事業所における実施状況などのアンケートを行った。

多くの事業所で、法的義務として実施されているが、現場の産業医から見たところでは、「第一義的なセルフケアへの効果は未知数であり、否定的な見方も多い」という状況。

ストレスチェック制度は、職場のメンタルヘルス対策の一部であり、他の活動との関連づけなどを行いながら、推進されるべき取り組みである。しかし、まだそのようには活かされていないことがうかがわれる。

 

以下、結果の一部を抜粋

①集団分析については、94.2%が実施。

 他方、集団分析後の職場環境改善については、未実施が 35.8%

②ストレスチェックの受検率は、80.0%が 90%以上で、70%以下は 8.0%。

③高ストレス者の割合は、5%および10%が 82.5%

   大半の事業所で、10人に一人位の割合で、高ストレス者がいるということ!

ストレスチェック01.jpg

④高ストレス者における医師による面接指導の実施率は、0%、1%、5%、10%で 77.5%

   そのうちの1/10くらいしか、医師が面談出来ていない!!

ストレスチェック02.jpg

⑤労働者自身が行うストレス対策に対する効果は、37.0%が役立っていると回答した一方、50.6%が否定的。

 

自由記入欄より、気になったご意見

・現状では,申し出る者の割合が非常に低い

・面接を申し出たら結果の提供に同意したとみなされる点が,面接指導を低調にしている一因と考えられる

・職場と関連が弱い高ストレスに対して,効果的な対応ができない

・介入が必要な例が面接にのらない可能性が低くない

・面接を申し入れてくる高ストレス者の大半は特に問題がないことが多い点から,本制度がよく機能していないと推測される

・「高ストレス」を続けているにも関わらず面接を希望しない者への対応が難しい

 

制度としては、定着してきているのですが、狙った効果が出せているとはいいがたいようです。事業所で、実施している実感通りで、他所の事業所でも似たような課題を抱えていることが良く分かりました。

 

なかなか、難しい課題ですが、セルフチェックを浸透して、カウンセリング予約に繋がるような、保健師さんや実務担当者の地道な努力が、実を結ぶような工夫を行っている事業所もあるので、そういう良い事例を拾って制度改革に繋げて欲しいものです。


最後まで読んで頂きありがとうございます。 下記のリンクをポチっとクリックして頂けると更新の励みになります。
にほんブログ村 資格ブログ 国家試験へ
にほんブログ村
資格・スキルアップランキング


#労働衛生コンサルタント,#口述試験,#試験対策,#労働衛生工学


ストレスチェック制度導入と実施後の実務がわかる本

ストレスチェック制度導入と実施後の実務がわかる本

  • 作者: 坂本 直紀
  • 出版社/メーカー: 日本実業出版社
  • 発売日: 2015/12/17
  • メディア: 単行本
面接指導版 嘱託産業医のためのストレスチェック実務Q&A

面接指導版 嘱託産業医のためのストレスチェック実務Q&A

  • 作者: ストレスチェック実務Q&A編集委員会
  • 出版社/メーカー: 公益財団法人 産業医学振興財団
  • 発売日: 2017/12/13
  • メディア: Kindle版

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:資格・学び

ロールボックスパレット使用時の労働災害防止マニュアル [その他、労働安全関係]

労働安全衛生総合研究所から、「ロールボックスパレット使用時の労働災害防止マニュアル。安全に作業するための8つのルール」が公開されていますんので、ご紹介したいと思います。

カゴ車(しゃ)とも呼ばれる人力運搬機で、陸運業や卸・小売業などで広く使用されていますが、一方で、ロールボックスパレットの下敷きになったり、足をひかれる、手をはさまれるといった労働災害が多く発生しています。

 rbp01.jpg


労働安全衛生研究所技術資料(「ロールボックスパレット起因災害防止に関する手引き」TD-No.4)の内容のポイントを抜き出した概要版になっています。ロールボックスパレットを取扱う作業者が安全に作業するための基本的なポイントを、イラストを使ってわかりやすく説明してあります
 
 
概要版リーフレット
ルール1:段差、傾斜のある場所での取扱い
事故が起きやすい場所なので、細心の注意を払って作業しましょう。

ルール2:作業服、作業靴、保護具
安全作業のためにも、きちんとした作業着を身につけましょう。
rbp02.jpg 
ルール3:ロールボックスパレットの基本操作
基本の操作を覚えて、事故を起こさないようにしましょう。
rbp03.jpg 
以下、ルール8まであります。
 
尚、禁止事項があるので、こちらも大事と思います。
ルール3:基本操作の禁止事項
   ●素手で操作しない。 
   ●足で蹴って動かさない。 
   ●走ったり、大きな歩幅での操作はしない。 
   ●転倒のおそれがあるため、積載面には乗らない。 
   ●脱輪や転倒のおそれがあるので、複数台連結して取扱わない。
ルール6:荷物の積載の禁止事項
   ●最大積載量を超えた積載はしない。 
   ●ロールボックスパレットからはみ出した積載はしない。
   ●側面パネルに立て掛けて積載しない。 
   ●側面パネルを圧迫するような積載をしない。 
   ●荷崩れのおそれがあるため、ロールボックスパレット本体や中間棚のピンが変形したまま使用しない。
rbp04.jpg
 
以上のようになっています。
事業所で使用しているメンバーに教育する良い資料だと思います。
 
最後まで読んで頂きありがとうございます。 下記のリンクをポチっとクリックして頂けると更新の励みになります。
にほんブログ村 資格ブログ 国家試験へ
にほんブログ村
資格・スキルアップランキング
#労働衛生コンサルタント,#口述試験,#試験対策,#労働衛生工学
rbp05.jpg

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:資格・学び

企業におけるオンライン集合研修の実態に関する調査結果(パーソル総合研究所) [その他、労働安全関係]

パーソル総合研究所が、企業におけるオンライン集合研修の実態に関する調査結果を発表しました。
・オンライン集合研修を増やした企業の割合は75.0%
・今後も既存の研修をオンラインに置き換えていきたい企業の割合は全体平均で80.4%
・オンライン集合研修のデメリット
   1位は「受け身になりやすかった」で21.0%
   2位は「受講者同士の交流機会の不足」で19.7%、
   3位は「受講者同士で関係性が構築できなかった」で17.4%、
   4位は「発言しづらかった」で16.1%
など、興味深い結果です。
 
また、調査結果を踏まえて、オンライン集合研修の成果を高める上で、特に注力したいポイントを二つ低減されています。たとえば、
①研修後の、上司や講師からのフォローにより、研修の振り返りや、研修で得た情報の活用を促す働きかけ
②オンライン研修中の「没入感」を高める工夫
などとなっており、大事な切り口を提案されています。
  
オンライン集合研修のポイントをまとめたチェックリストも作成されており、安全教育を行う上でも心がけておきたいポイントが並んでいます。
いくつか上がっている中でも、
①事前の上長からの「意味づけ」
②研修中には、実務で活用できそうな「演習・練習」を行う
③職場での実践成果を振り返る機会(上長への報告や確認テスト以外に)
などが、心を打ちました。
 
以下、是非、ご覧になってください。
 
<調査結果概要>
① オンライン集合研修を増やした企業の割合
多数の従業員に対して研修を一斉に行う「集合研修」について、コロナ禍を受けてどのくらいオンライン化が進んでいるかをみたところ、オンライン集合研修を増やした企業の割合は75.0%であった。企業規模が大きくなるほどオンライン化に積極的な傾向がみられる。
② 今後のオンライン化の見込み
現時点ですでにオンライン集合研修を実施している企業のうち、今後も既存の研修をオンラインに置き換えていきたい企業の割合は全体平均で80.4%であった。さらに、オンライン集合研修で成果(研修目的の達成・実務への貢献)が得られている企業に限ってみると、その割合は90.0%にも及ぶ。なお、成果が得られていない企業でも65.2%がオンラインに置き換えようとしている。今年度以降もオンライン集合研修は増えていくことが見込まれ、オンラインならではのメリット・デメリット、成果につながりやすい研修の在り方を意識することが重要と考えられる。
③ オンライン集合研修のメリット
オンライン集合研修のメリットについて受講者に尋ねたところ、1位は「時間の削減」で31.1%、2位は「スケジュール調整がしやすかった」で27.8%となり、時間面の効率性が上位に挙がった。
④ オンライン集合研修のデメリット
オンライン集合研修のデメリットについて受講者に尋ねたところ、1位は「受け身になりやすかった」で21.0%だった。2位は「受講者同士の交流機会の不足」で19.7%、3位は「受講者同士で関係性が構築できなかった」で17.4%、4位は「発言しづらかった」で16.1%と、リアルな場よりもコミュニケーションしづらい様子が伺える。コミュニケーションを誘発する機会や仕掛けを設けるなど、何かしらの対応が必要と考えられる。
⑤ 学習目的の達成度
企業の研修担当者に対して、研修の実施形式別に学習目標の達成度を聞いたところ、オンライン集合研修では学習目標を8割以上達成したとの回答割合は46.5%となった。eラーニングでは学習目標を8割以上達成したとの回答割合は32.0%であり、達成度が低い。
⑥ 企業による研修前後のフォロー
企業によるオンライン集合研修前後のフォローについて実施状況を尋ねたところ、事前学習を特に行わなかったとする回答割合は33.0%、事後フォローを特に行わなかったとする回答割合は34.5%となった。研修後のフォローは成果との相関が高いことから、より多くの企業が注力すべきと考えられる。
 
「研修に関する取り組みの実施率と成果との相関」の図が興味深い結果です。
online01.jpg
 
【 オンライン集合研修の成果を高める上で、特に注力したいポイントを二つ】
 1つ目は、研修後に、学んだことを上司と議論したり、実際に実践しているかどうかの確認や振り返りの機会を設けたりすることである。研修後のフォローは成果につながりやすいにもかかわらず、現状では実施している企業が少ない(特に行っていない企業は34.5%も存在する)ことから、多くの企業にとって取り組み余地がある施策である。

 2つ目は、オンラインならではの没入感を高める働きかけである。没入感を高めるためには、研修前に研修の意図やメリットを伝えることなどで学習の期待感を高め、適切な難易度の学習内容とし、受講者に受け身にならずにメモを取ってもらうなど能動的な姿勢で受講してもらうことや、「研修中は業務メールを見ない」といった受講者側の意識的な心掛けを促すことが大切である。加えて、オンライン集合研修では、講師のインストラクションが没入感を左右するため、講師がわかりやすい説明で受講者の考えを深めることにも留意したい。また、騒音・雑音が没入感を阻害することから、出社時に受講する場合であれば、会議室を予約するなどして静かに受講できる環境を準備するなど、集中環境を整えることが必要である。

 




最後まで読んで頂きありがとうございます。 下記のリンクをポチっとクリックして頂けると更新の励みになります。
にほんブログ村 資格ブログ 国家試験へ
にほんブログ村
資格・スキルアップランキング


#労働衛生コンサルタント,#口述試験,#試験対策,#労働衛生工学



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:資格・学び

「コロナ禍における仕事のストレス」調査 [その他、労働安全関係]

エン転職さんの実施された、「コロナ禍における仕事のストレス」調査について、ご紹介します。


コロナ禍ということで、ストレスが増えているようですね。

但し、ストレスの主な原因は、人間関係だったり、仕事のやりがいだったり、と、従来と変わっていないようにも思えます。コロナ禍で、今まで以上に、人間関係や仕事のやりがいが重みを増しているということでしょうか。

また、コロナ禍で、飲み会とか旅行とか、ストレス発散が難しくなったことも大きい要因でしょうね


ストレスと上手く付き合ったり、家族や同僚との繋がりでストレスが緩和されることが、本当に大事なことだと再認識させられますね。


029462.jpg


以下、引用です。=============


人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社が運営する総合求人サイト『エン転職』上で、ユーザーを対象に「コロナ禍における仕事のストレス」についてアンケートを実施し、10,740名から回答を得ました。

調査結果の概要は下記の通りです。
https://corp.en-japan.com/newsrelease/2021/26253.html

★ コロナ禍で、仕事のストレスが増えた方は54%。「販売・サービス」「医療・福祉」系職種で、コロナ対応によるストレス増が顕著。

★ 現在、仕事でストレスを「強く感じる」方は43%。ストレスに感じることトップ3は「職場の人間関係」「仕事にやりがい・達成感がない」「将来のキャリアが描けない」。

★ ストレスを解消するためにしていることトップ3は「好きなことでストレスを発散させる」「友人・知人に相談する」「体を動かす」。
☆ コロナ下で、仕事のストレスの減った方も。
リモートワークで通勤・対人関係のストレスから開放されたという声が
2585501.jpg
最後まで読んで頂きありがとうございます。 下記のリンクをポチっとクリックして頂けると更新の励みになります。
にほんブログ村 資格ブログ 国家試験へ
にほんブログ村
資格・スキルアップランキング
#労働衛生コンサルタント,#口述試験,#試験対策,#労働衛生工学
超ストレス解消法 イライラが一瞬で消える100の科学的メソッド

超ストレス解消法 イライラが一瞬で消える100の科学的メソッド

  • 作者: 鈴木祐
  • 出版社/メーカー: 鉄人社
  • 発売日: 2018/05/22
  • メディア: Kindle版
セルフケアの道具箱: ストレスと上手につきあう100のワーク

セルフケアの道具箱: ストレスと上手につきあう100のワーク

  • 出版社/メーカー: 晶文社
  • 発売日: 2020/07/03
  • メディア: 単行本

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:資格・学び
前の5件 | 次の5件 その他、労働安全関係 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。