労働衛生コンサルタントの過去問や、労働安全衛生・環境関係の法令改正情報を綴っています。
事業運営のための衛生工学知識を深め、また、労働衛生コンサルタントを目指す方の参考になるよう、衛生工学の知識と新しい法令の告知情報を中心に記載していきます。
環境計量士の資格から、順番に、労働衛生コンサルタントに繋がったので、環境関連の話題も載せています。
マンガでわかる働く人の安全と健康(教育用教材) [法令・通達情報※労働衛生]
厚労省のサイトに「マンガでわかる働く人の安全と健康(教育用教材)」が掲載されました。
ということだそうです。
昨年は、平成31年度委託事業分として、共通+8業種分
今年は、令和2年度委託事業度分として、9業種分が追加されています。
昨年分は、11言語分(日本語、英語、中国語、ベトナム語、タガログ語(フィリピン)、クメール語(カンボジア)、インドネシア語、タイ語、ミャンマー語、ネパール語、モンゴル語)でしたが、今年度分は、スペイン語、ポルトガル語、韓国語の3言語が追加されています。
今年追加されたのは、下記の内容です。
陸上貨物運送事業、フォークリフト、クレーン・玉掛け作業、小売業、食品加工業、溶接業、鋳造業、化学物質取扱い(基礎)、化学物質取扱い(管理)
外国人労働者への教育用で、日本語版は、講師の日本人用という位置づけのようですが、
内容も、初めての人でも、その業種で起こりうる労災について、どんな場面で起こるのか?どんな不注意で起こるのか?といったことが、分かり易く書かれています。
新人さんがうっかりやってしまいそうなルール違反を、ちょっとオーバーに書いています。その割に、ケガの程度はそこまでひどくないので、かなりラッキーなケースになっている感じです。
とはいえ、余りに事故が酷いと、それはそれで読み続けるのが辛くなるような人もいるので、ほどほどの怪我なんだろうなと思います。
若い人に読んでもらって感想を聞いてみたいなと思います。
※労働衛生コンサルタントを目指す方で、ほかの業種の事もちょっと勉強しておきたいという方にはお勧めです。
例えば、溶接業とか、「今年改正された、溶接ヒュームの特化物追加」なども、どんな作業をしているのかをマンガで見てみると、理解が進むような気がします。
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