労働衛生コンサルタントの過去問や、労働安全衛生・環境関係の法令改正情報を綴っています。
事業運営のための衛生工学知識を深め、また、労働衛生コンサルタントを目指す方の参考になるよう、衛生工学の知識と新しい法令の告知情報を中心に記載していきます。
環境計量士の資格から、順番に、労働衛生コンサルタントに繋がったので、環境関連の話題も載せています。
個人サンプリング法講習 修了考課対策メモ 試験対策のポイント [講習会情報]
12/20-21の2日間で、作業環境測定士第二種講習「個人サンプリングに係わるもの」を受講してきました。
今日は二日目の講義後、午後からの修了考課対策メモを公開します。
実際には、「法令関係」から、抜き出して、封筒の裏に落書きして覚えました(笑)
自分の復習用に、テキストにしたのが、下記になります。
修了考課は、30分25題くらいの○×の二択です。
法令関係以外に、サンプラーの装着実習と、測定下限の話と、簡易測定器の話が、1-2問ずつくらい出ていましたが、午前中に触ったばかりなので、なんとかなりました。
修了考課対策メモ
個人サンプリング法は、気中濃度測定。作業環境の評価であって、個人ばく露測定ではない。
繰り返し話されるので、誤解の無いように
気中濃度測定=65条→作業環境の評価と改善のための測定
個人ばく露測定=22条→化学物質リスクアセスメントのための測定
対象物
特化物のうち、低濃度管理物質 13種
鉛
有機則の有機溶剤 発散源の一定しない作業に限る
個人サンプリング法の選択
事業者による判断で採用(MUSTではない)
作業環境測定士が決めるのではない
(事業者・衛生委員会などに情報を提供する、意見を述べる)
A・B測定と、C・D測定の違い
デザイン・サンプリングは別物、分析と評価は同じ
デザイン・サンプリング
A・B測定
①A測定は、6m以内の等間隔の縦横線の交点で1点10分以上測定
②B測定は、ばく露の最も大きいと思われる時間と作業者を選定し、10分測定
③サンプリングは、試料採取機器を測定点に設置して実施(固定点)
C・D測定
①C測定、均等ばく露作業の全員を対象 →分割可能
均等ばく露作業の全時間を測定 →分割可能&短縮可能(下記・特例)
②試料採取機器を装着して、ばく露の最も大きいと思われる時間と作業者を選定し、
15分測定
③サンプリングは、試料採取機器を作業者に装着して実施(移動点)
C・D測定のサンプリングの特例
5人を限度に、人数を減らしても良い
分割:5人未満の場合は、時間・作業者が均等になるように分割
対象の全時間を均等に分割(一回 10分になっても良い)
対象者を均等に分割 (3人なら、一人2回ずつ、計6回測定)
短縮:2時間を下回らないように、時間短縮が可能
評価
C測定は、A測定と同じ統計処理
第一評価値・第二評価値を計算し、管理濃度と比較する。
D測定は、B測定と同じ式で、管理濃度と比較
許容濃度・ばく露限界値(STELなど)と比較するのではない。
今日は二日目の講義後、午後からの修了考課対策メモを公開します。
実際には、「法令関係」から、抜き出して、封筒の裏に落書きして覚えました(笑)
自分の復習用に、テキストにしたのが、下記になります。
修了考課は、30分25題くらいの○×の二択です。
法令関係以外に、サンプラーの装着実習と、測定下限の話と、簡易測定器の話が、1-2問ずつくらい出ていましたが、午前中に触ったばかりなので、なんとかなりました。
修了考課対策メモ
個人サンプリング法は、気中濃度測定。作業環境の評価であって、個人ばく露測定ではない。
繰り返し話されるので、誤解の無いように
気中濃度測定=65条→作業環境の評価と改善のための測定
個人ばく露測定=22条→化学物質リスクアセスメントのための測定
対象物
特化物のうち、低濃度管理物質 13種
鉛
有機則の有機溶剤 発散源の一定しない作業に限る
個人サンプリング法の選択
事業者による判断で採用(MUSTではない)
作業環境測定士が決めるのではない
(事業者・衛生委員会などに情報を提供する、意見を述べる)
A・B測定と、C・D測定の違い
デザイン・サンプリングは別物、分析と評価は同じ
デザイン・サンプリング
A・B測定
①A測定は、6m以内の等間隔の縦横線の交点で1点10分以上測定
②B測定は、ばく露の最も大きいと思われる時間と作業者を選定し、10分測定
③サンプリングは、試料採取機器を測定点に設置して実施(固定点)
C・D測定
①C測定、均等ばく露作業の全員を対象 →分割可能
均等ばく露作業の全時間を測定 →分割可能&短縮可能(下記・特例)
②試料採取機器を装着して、ばく露の最も大きいと思われる時間と作業者を選定し、
15分測定
③サンプリングは、試料採取機器を作業者に装着して実施(移動点)
C・D測定のサンプリングの特例
5人を限度に、人数を減らしても良い
分割:5人未満の場合は、時間・作業者が均等になるように分割
対象の全時間を均等に分割(一回 10分になっても良い)
対象者を均等に分割 (3人なら、一人2回ずつ、計6回測定)
短縮:2時間を下回らないように、時間短縮が可能
評価
C測定は、A測定と同じ統計処理
第一評価値・第二評価値を計算し、管理濃度と比較する。
D測定は、B測定と同じ式で、管理濃度と比較
許容濃度・ばく露限界値(STELなど)と比較するのではない。
測定下限値
①有機溶剤は、感度の心配より、吸着剤の破過に注意
②低管理濃度物質については、検出下限を満足するように、測定手段を工夫する必要有り。
①有機溶剤は、感度の心配より、吸着剤の破過に注意
②低管理濃度物質については、検出下限を満足するように、測定手段を工夫する必要有り。
こんな感じで、直前お昼休み時間に,封筒の裏にメモして、暗記しました。
汚い字(笑)
#労働衛生コンサルタント,#口述試験,#試験対策,#労働衛生工学,#筆記試験,#記述式試験